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生産性を高めるには、従業員の働く姿勢を変えるべき。姿勢の問題です!
■久しぶりにドラッカーの「現代の経営」を読んで、
すごく実感していることがありましたので、
ご紹介させていただければと思います。
■以前第2次世界大戦後にヨーロッパの数百の調査団が、
アメリカの生産性の高さを調査したところ、
結論しては、
「経営管理者と働く人たちの姿勢」ということでした。
機械や技術とは何も関係がなかったという結論に
なったそうです。
言い換えるなら、働く人の動機が
生産性を決定するということでした。
■弊社の事例になりますが、
いま、契約よりも案内をとってこようということで、
営業メンバーが主体的に考えたプロジェクトを実行して、
毎週、案内数をチェックして、
会議にて報告をしてもらうことにしています。
昨年と営業のスタッフは全く同じメンバーですが、
なんと、案内数は、約1.5倍ほどに増加しました!!
営業の仕方はほとんど変わっていません。
経験は多少増えたとは思いますが、
これほどの増加を過去にしたことはありませんでした。
■目標を契約ではなく、
案内にして、達成しやすい目標にしたこと。
また、営業メンバーが主体的に動いているプロジェクトなので、
責任感をもって、自発的に取り組んでいるという
そもそもの姿勢が昨年とは大きく変わったことを実感しています。
■生産性を高くしたいと考えたときに、
新しい技術やシステム、仕組みなどを考えてしまいがちですが、
実は姿勢の問題なんですね。
ゲーム風にしてみるとか、
賞金をもうけるとか、
もしくは取り組みの障害になっているポイントを
取り除く等をおこなって、
より働く人が働きたい、
もっと高い成果を出したい!
と思える環境を作ることで生産性は上がっていくんです。
働く人たちの姿勢について、
どうしたらよくなるのか、一度考えてみましょう!!
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