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LTV(顧客生涯価値)で100万円を超えているかどうかが、成功の分かれ目!
■先日、神田昌典さんのセミナーを受けてきました。
いろいろと刺激的な内容で、
大変参考になる話が多かったんですが、
その中でも、
1つ印象的なお話があったので、ここで
シェアさせて頂ければと思います。
■アメリカでベンチャー企業が爆発的に成長するために
必要な条件がわかってきたそうで、
その条件がいくつかあるのですが、
その1つが、
「LTV(顧客生涯価値)が100万円を越えているビジネスかどうか」
だそうです。
※LTV(顧客生涯価値)とは、
1人のお客様から一生のうちで得られる粗利のことを指します。
■LTV100万円を超えているといいという話は、
けっして単価の大きいビジネスがいいという話ではありません。
例えば、ソフトバンク、ドコモのように携帯通信キャリアでは、
決して高いの大きいビジネスというわけではなく、
月に5000円〜10000円程度の商売ですよね。
仮に5000円だとしても、
これが毎月ですから、
年に6万円ですよね。
もし、これが5年なら、30万円。
10年なら60万円。
20年なら120万円のビジネスですよね。
携帯電話はそうそう解約しないでしょうから、
20年以上、下手したら30年、40年契約し続けることもありますよね。
とすると、LTV100万円超えのビジネスと言えるわけです。
例えば、
税理士業だと、
顧問料として毎月3万円の報酬をとりますよね。
ということは、34か月続けば、100万円を越えるわけです。
そして、
全顧客の平均 解約までの期間が3年以上なら、
ビジネスを爆発的に拡大できる可能性がある状態になっていると
言えるでしょう。
■振り返って、
みなさんの事業では、
LTV100万円は果たして超えているでしょうか?
弊社のような不動産業の場合、
毎月報酬があるわけではありません。
そのような毎月売り上げが発生しないビジネスの場合でも、
数年後にリピートのご依頼を頂けることがあります。
これも含めて、
LTVがいくらかというかがポイントです。
1回の平均単価が20万円であれば、
平均5回以上リピートをしてもらえる体制になっていれば、
大きな成長ができるビジネスになっていると言えるでしょう。
■私の予想ですが、
LTV100万円という基準は
達成していない企業が多いと思います。
多くのビジネスでは、
それは簡単ではないからです。
しかし、それに近づけるために、
リピートの依頼をもらえる体制、
もしくは、
毎月報酬があるビジネスなら、
解約されない体制を
考えてみる価値はあるのではないでしょうか。
ということで、
まずは御社のビジネスが、
LTVでどれくらいかを調べてみてください!!
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