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ＰＤＣＡは効果が低い？！もっと成果がでる法則とは？
■ＰＤＣＡサイクルを回すことで、
ものごとは改善が進んで、よくなっていきますよね。
でも、最近、
ＰＤＣＡサイクルをやっていて、感じのは一つ欠点があることでした。
■ＰＤＣＡサイクルとは、
Ｐｌａｎ（計画）⇒ Ｄｏ（実行）⇒Ｃｈｅｃｋ（評価）
⇒Ａｃｔｉｏｎ（改善）
というサイクルをぐるぐる回して、
よりよくしていくという行動です。
もちろん、何もやらないよりははるかに改善すると思います。
ただ、一つ問題があるんです。
■それは、外部知識、外部のノウハウを取り入れるということが
ルールに入っていないんです。
その人が悩んでいる問題は、
すでに過去の誰かが解決していることの方が多いです。
書籍やインターネット、セミナー等で
そのノウハウは簡単に入手できたりしますよね。
実はＰＤＣＡサイクルを回すときに、
自分一人、もしくはそういった外部知識を積極的に
学ぶ習慣のないメンバーで行っていると、
改善のアイデアが、
自分たちの頭の中で考えたアイデア、策に
とどまってしまい、問題解決できる最高の策は
気付くことができず、それを選択できないことが多いんです。
■そこでおすすめしたいのが、ＳＥＣＩモデルです。
ＳＥＣＩモデルの優秀なところは、
外部の知識を取り入れること、
また、それを社内で共有することがルールに入っています。
組織運営という意味では、
ＳＥＣＩモデルを活用した方がはるかに効果的です。
ＳＥＣＩモデルとは、
共同化（Socialization）
共体験などによって、暗黙知を獲得・伝達するプロセス
↓
表出化（Externalization）
得られた暗黙知を共有できるよう形式知に変換するプロセス
↓
連結化（Combination）
形式知同士を組み合わせて新たな形式知を創造するプロセス
↓
内面化（Internalization）
利用可能となった形式知を基に、個人が実践を行い、その知識を体得するプロセス
という４つのサイクルをぐるぐる回すことで、
知識が創造できるとする考え方です。
■ポイントになるのは、
連結化です。
自分たちで考えた知識に、外部の知識もしくは他部門の知識を
加えて連結をしていくことで、より改善効果の高い知識に
強化をしていくプロセスです。
もし社内の文化として、
改善をするときには、
何事も外部の知識をとり入れることになっていれば、
相当なスピードで会社がよくなっていくのではないでしょうか。
そして、そのノウハウを使えるレベルにまで落とし込む
内面化というプロセスをするわけですから、
最高のノウハウを全員出来るようにするわけです。
■まとめると、
ＰＤＣＡは自分たちの知識、経験の中での改善にとどまる恐れがある
のに対して、ＳＥＣＩモデルは違うということ。
また、改善のノウハウを社内で実行できるようにするプロセスも
入っているので、ＰＤＣＡが本人のみの改善にとどまる可能性があるのと
異なり、改善効果のでる、成功への近道になっています。
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