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- ベンチャー社長論(社長としての考え方)
あなたのビジネスモデルは、どこまで拡大できる事業ですか?
たくさんの起業家、ベンチャー企業の事務所探しをお手伝いしてきまして、
拡大していく企業、そのままの企業、
そして、逆に撤退していく企業を見てきました。
■その中で、
感じたのは、事業を成功させるには、
2つのポイントがあるということです。
1.すぐれたビジネスモデル
2.すぐれたマネジメント
です。
■例えば、
ガリバーという中古車販売会社の
ビジネスモデルは秀逸です。
買い取った中古車を普通なら、店頭に並べて、
売るのですが、
それをせず、すべて古物商の市場に出品してしまうという
モデルをとっています。
そのため、買い取りの価格をシステムにいれられるようになり、
誰でも、どこの店舗でも同じように、
すぐに査定が行えるようになり、
また、すぐに売却するので、
売れ残りの在庫を抱えることがなくなりました。
このビジネスモデルは多くのビジネス書に取り上げられていますので、
ご存知の方も多いと思います。
最近では、
mixi、facebook、ディーエヌエーなどの
企業は、ビジネスモデルが時流にのって、
拡大してきた企業といっていいのではないでしょうか。
※あくまで私の主観的意見です。
■それから、居酒屋のワタミ。
個人的には、渡邉社長のファンなのですが、
居酒屋というどこにでもあるビジネスモデルを、
社長の強烈なリーダーシップとマネジメント力で、
上場企業にまで成長させました。
■もちろん、ビジネスモデルとマネジメントが
両方あわさった例もあります。
楽天やソフトバンクなどは、
ビジネスモデルが秀逸で、かつ社長のマネジメント力が
優秀だったからこそ、大きく成長してきた企業と
言えるのではないでしょうか。
■今日お伝えしたいのは、
マネジメント力が、最初から優秀な社長はいませんし、
日々勉強しながら成長していきますが、
それでも、
三木谷社長、孫社長、渡邉社長のような、
マネジメント力はなかなか持てるものではありません。
ですので、
ビジネスモデルがいいものを
考えていくことが重要になってきます。
■孫さんの、
著書によれば、
ソフトバンクを起業するにあたり、
20以上のアイデアを思いつき、
市場調査を行って、
もっとも有望な事業ということで、
PCソフトの流通事業を選んだそうです。
ビジネスモデルを選ぶ際には、
どこまで事業を拡大できるか?
利益はどの程度稼げるのか?
など事前にいろいろと調べてから、選択するといいと思います。
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