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不動産業の2010年問題
なんでも、
不動産業界では、
2010年問題というものが取りざたされています。
1つは、団塊の世代の大量退職による
オフィスの需要減退。
明らかに定年を迎えて、働く人が減ることは確実です。
その分減ったオフィス需要を補うものもありません。
しかし、オフィスの供給は続くので、
明らかに供給過剰状態になるはず。。。
2つ目は、数年前に組成された、
ファンドのリファイナンスの時期だということ。
実は、ファンドが不動産を購入するときに、
ローンを組むのですが、
そのときに使うノンリコースローンは、
3〜7年程度のローン期間なんですね。
そのときに返済をするのではなく、
ローンの借り換えを行うわけです。
とは言っても、
この不景気で銀行はお金を貸しません。
なので、借り換えができず、
不動産を手放すことに。。。
特にアメリカを中心に、
CMBS(Commercial Mortgage Backed Securities)という
商業不動産担保証券の借り換え時期が迫っているようです。
アメリカも、銀行の倒産が続いていますので、
借り換えができず、
不動産を手放す案件が激増するかもしれません。。
来年、不動産業界は試練の年となりそうです!
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