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総資本経常利益率(ROA)とは
昨日、労働分配率について
お話をさせて頂いたのです、
今日は「総資本経常利益率」
についてお話したいと思います。
社長は経理がわかっていないといけません。
当然、総資本経常利益率がなんなのかも
理解をしていなければいけません!!
(^O^)/
総資本経常利益率(ROA)は、
投下した資本からどれだけの経常利益が上がっているのかを
みます。
式としては以下のようになります。
総資本経常利益率(%) = 経常利益 / 総資本(総資産)
わかりやすく言うと、
投資家になって企業に投資をしたとして、
利回り何%を得られているのか?
ということになります。
たとえば、資本金として1000万円を投資して、
年間で10万円の経常利益だったとすると、
10万円 ÷ 1000万円 = 1%
つまり、利回り1%。
これでは、外貨預金や、
国債の方が投資効果は高いかもしれませんね。
このように、
事業を行う上で、
資本を投資して、
最低でも銀行預金よりはもうかる事業でなければ、
投資する価値がない
という見方ができてしまいます。
なので、この比率の目安としては最低でも5%、
理想は10%以上ということになります。
また、規模の大小に関係なく、
他社との比較が可能な指標です。
同業他社と比べてみると
いろいろな発見があるかもしれませんね!!
今日はここまで!
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