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機能別組織と事業部制組織
今日は、「機能別組織」と「事業部制組織」の違いを説明したいと思います。
【機能別組織】
機能別組織とは、
中小企業でよくみられる組織形態で、
その会社で取り扱うすべての製品、サービスを各機能が
全て管理する組織形態です。
その最大の特徴は、
「効率性」
すべての商品を営業、研究、生産などの各機能によって、
集約して管理するので、
営業、研究、生産などは
各1つの部署ですみます。
事業部制が同じ部署が部ごとに必要になることと比べると
非常に効率的!
(^^ゞ
【事業部制組織】
事業部制組織は、
各商品・サービスごとに事業部を組織します。
そのため、同じ機能を各事業部ごとに
もたなければいけないため、非効率的な部分があります。
事業部制の最大の特徴は、
その人材を育てやすい組織だということです。
各事業部の長は、
ほぼ経営者感覚で、
各機能を管理する必要があります。
また、事業部のメンバーも
自分の事業部が扱っている製品・サービスに関心を払いやすく、
下の人間も育ちやすい構造になっています。
一般的な会社では、
機能別組織から始まり、
事業が拡大してくると、事業部制に移行するところが
でてくるという流れでしょうか?!
とはいっても、
組織設計に、
正解はなく、
ただ、正解があるとしたら、
そのとき、そのときの事業に応じて、
最適な組織設計をする必要があると思います。
時代にあわなくなった昔の組織構造をいつまでも引っ張ることは、
間違いだと言えますね(^^♪
「戦略は組織に従う」という言葉があります。
※実は逆もあります。詳細はこちら。
組織設計は重要なマネジメント項目です。
経営者は、ここに相当頭を使って考える必要があるでしょう!!
アーデントも組織設計を考え直しました(^_^)v
→アーデントの組織設計
今日はここまで!
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